■訓練に入る前には・・・
狂犬病予防・各種混合ワクチンの接種をお済ませください。未接種の場合は、他の犬への影響が考えられますので、お預かりが出来ません。

■基本行動
「座れ」「伏せ」「待て」「来い」「付け（後へ）」の5つの行動を学習することから始めます。
（これらの行動は、以後のトレーニングの基礎となる項目です。)
徐々に訓練が高度になっていっても、実際に犬が覚える内容自体が多くなるというわけではありません。覚えた上記の基本行動を、どんな状況下でも確実に実行する能力を養っていきます。
犬が悪いことをしたらすぐその場で叱り、言うことをきくことができたらしっかりとほめてあげる。これを繰り返すことで犬はだんだんとするべきこと、してはいけないことを覚えていきます。
ここで重要なのは、犬を上から感情に任せて「怒る」のではなく、良いこと・悪いことをきちんと教えてあげるという意味で、真剣に「叱ってあげる」ということです。
当訓練所では、「1つ叱れば、10ほめてあげる」というモットーのもと、犬が自ら、楽しみながら学べるような訓練を行っています。

■競技会向け訓練
競技会での規程課目に基づき、トレーニングを行います。
上記の基本行動に加え、例えば「物品持来（遠くのものを取って来させる）」、「障害飛越（ハードルのような障害物を飛び越える）」など、目標とする競技会の科目に合わせ、各動作を繰り返し訓練します。複数の動作を連続して実行したり、組み合わせて実行したり、徐々に高度な動きも覚えていきます。

訓練士を目指す方、一緒に頑張ってみませんか？